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はじめに

この本について

この度は、本書を手にとっていただきありがとうございます。この本は、フルスクラッチの自作OS("OS5")のソースコードを印刷して本にしてみたいという思いから始まりました。そして、せっかくなら解説も付けようと考え、思い出したのが、この本のタイトルの元ネタである"Lions Commentary on UNIX"です。この本では、OS5の各ソースコードに続いて、コメンタリーとして説明を書いています。

本書の構成

OS5を構成するブートローダー・カーネル・ユーザーランドについて、ソースコード毎にコメンタリーを記載しています。コメンタリーではではソースコードの概要をざっくりと書いています。主にOS5独特の実装や、ソースコードだけでは意図をくみ取る事が難しい箇所について説明しています。ソースコードのすべてを説明している訳ではないです。(ソースコードが主役なので、基本的にはソースコードを見てみてください。お見苦しい箇所もあるかと思いますが。。。)また、「コラム」として適宜、改めて読んでいて気づいた点等を、ざっくばらんに書いています。


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